漫画『ワンピース』の世界には、我々の知るような無線機や電話機は普及していない。
代わりを担うのは、電伝虫と呼ばれる生物である。
形状はカタツムリに似ている。
電伝虫どうしで送信したり受信する能力を有している。
幾つかの亜種が存在し、音声のみを伝える種や、映像と音声を伝えるものもいる。
 
タツムリにそういった能力があるのだろうか。
 
雑誌「日経サイエンス」に、サイエンス考古学という連載がある。
アメリカの「Scientific American」誌に掲載された記事の、50年前、100年前、150年前のトピックを抜き出して誌面としている。
 
日経サイエンス」2000年11月号のサイエンス考古学の、150年前の覧にこうある。
 

でんでん虫電報?
以下の記事が、各紙の紙面をにぎわすことがなければ、本誌には載せなかっただろう。
「電報も形無し。どんな遠方でも瞬時に人と人とを結ぶ通信手段がついに登場!
 この驚異的な発明をした人々は、カタツムリの特殊な感応力をうまく利用できると確信した。
 2匹のカタツムリを別々の箱に入れ、オペレーターが一方のカタツムリに"蹴り"をさせれば(原文ママ)万事オーケー。
 受け手が米国の未開地にいても、アフリカの砂漠にいても、もう片方の箱のカタツムリが、それと同じ蹴りをくり返す。
 もっとも、カタツムリは気心の知れた同士でなければならない」。
これはよくあるフランス人のたわ言だ。

 
真偽は置いておくとして、1850年頃にはそのような研究(?)があったのだろうか。
興味深い。

『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』

 
仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』を観る。
 
登場する敵が、蜘蛛と蝙蝠の怪人であるのは、最初の『仮面ライダー』へのオマージュだろうか。
ありがちかも知れないが、それでも感じるものがある。

『デイブレイカー』

 
デイブレイカー』を観る。
 
人類の大半が吸血鬼と化した近未来のお話。
ディストピア物の一種。
 
異形と化した者を描くことで人間性を表現するという、ケネス・ジョンソンの作品に通じるものを感じる。

『ボトムズファインダー』

 
ボトムズファインダー』を観る。
 
ATのフォルムが興味深い。
最初のシリーズの意匠が、構造と機能から導かれる必然的なそれであるならば、今作品の造形は、技術の進歩と要請に応えた外見の練達であろうか。
さながら、初期と現在の、電化製品のデザインの違いのようだ。