裏庭に小さな人工の池がある。小型の鯉や金魚を飼っていたのだが、
とうの昔にどちらも居ない。
それ以来、夏場は池を浚って水を涸らすようにしている。
雨水などが結構溜まって、暑い時期にはボウフラが発生するからだ。
 
今日は久しぶりに池の水を浚えることにした。
作業の途中、なんだか見慣れない虫が目に付いた。
ヤゴだった。
どこからか飛んできていた蜻蛉が産卵していたと言う事だろう。
排水は中止し、外に出していたヤゴを水中に戻した。
池はそのままにすることにした。
 
蜻蛉は良くて蚊は駄目というのも、人間の身勝手さというものか。