2004-11-05 ■ 映画 『モンスター』を観る。 実際の事件を題材にしているので、話がどう落ち着くかは決まってはいる。 到底ハッピーエンドになるべくもない映画であると理解はしていたが・・・。 重い。救いがない。 主人公の行動が、観客の立場である私の許容範囲からどんどん離れていく。 感情移入を拒絶していく。 それは日々を安穏に暮らすことを許された、安全地帯に居る私だから そう感じられるし、そう判断出来ると言うことを思い知らされるのだが。 結局は一方的でしかなかった愛が切ない。