『駅寄席すてんしょ亭』へ行く。
 
由瓶さんは、まくらで艾を知らないような事を仰っていたが、これは良くないのでは。
本編で艾を扱う仕種があるのだが、これが嘘くさくなるから。
勿論、落語に登場する事柄の多くは、現在実際に体験する事が出来ないものも多い。
落語家さんが落語で表現する様々な事が、当の落語家さんが実体験していないものである事柄ばかりであるという事になる。
だかと言って、それを直に表明する事と、観客が暗黙の了解の内に了承する事では違うように思える。
 

  • 笑福亭由瓶   「強情灸」
  • 桂都んぼ    「四人ぐせ」