『第22回 新世紀落語の会』へ行く。
 
しん吉さんの「動かぬ人」は二度ほど聴いた事があるが、今回掛かったものは以前のものに補作したもののようだ。
「動物園」「道具屋」「みかん屋」「米揚げ笊」などと同じく、ぶらぶら遊んでいる若い者に年長の者が仕事を世話する件を追加してあった。
そういう意味で落語らしさが増していた。
長くした分リズムが変わったのか、ある処で間違えた部分があった。
間違いと言えば、楽珍さんも一部噺が抜けていたように思う。
 
今回一番笑ったのは小春団治さんの「祇園舞妓自動車教習所」である。
分類すれば「ぜんざい公社」系の噺だろうか。