リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』を観る。
 
正直で純真だけれども心の弱い人物が社会から落ちこぼれていく様の描写は痛々しい。
彼を痛めつける社会の象徴がニクソン大統領である故に、タイトルの行動に走らせる事になるのか。
それもまた彼には判っているのだろう。
それが為されても社会は変わらないだろうと。
やるせない映画だ。