2006-03-02 ■ 映画 『三年身籠る』を観る。 三年か・・・、「武蔵坊弁慶」や『姑獲鳥の夏』より長い妊娠やね。 極めて非日常的なシチュエーションでありながら、周囲の人々は平常に受け入れている。 やたら食事のシーンや台詞が続出する。 生殖と食事。極めて生物的である。 万物の霊長などと思い上がっていても、所詮ヒトもまた動物に過ぎないと思い知らされる。 頭でっかちであるゆえに、本能的な反応が鈍くなったのであろうか。 色々と考えさせられる作品。