『千日前春の吉弥まつり 〜桂吉弥の新お仕事です〜』に行く。
 
三日連続の会の二日目、中日だ。
前日はすべて椅子席であったが、今日は前の方には畳が敷かれ座布団の桟敷席が設けられていた。
 
吉の丞さん、年季が明けたばかりにしてはお上手だなぁと思う。
今後がかなり楽しみだ。
 
ひろばさんは「禁酒関所」で微妙につっかえてしまった。
その所為か噺の一部分が飛んでしまったか?
 
吉弥さんの「みかん屋」一度もどった際にみかんの売り方を聴かずに出て行った。
ひょっとして、間違えたのかと思った。
以前どなたかの噺で、本当に忘れていたのに遭遇したことがあったからだ。
(すぐに気がつかれて軌道修正されたが)
まったく、心配いらなかった。
主人公の男にもう一度失敗させる演出であった。
前に聴いた吉弥さんの「みかん屋」は今回の型とその部分が違ったから。
進歩している。
着実に進歩している。
 
三日と言わず、一週間、一ヶ月間の落語会でも大丈夫なのではと思う。
しんどいかもしれないが。