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『桂しん吉〜春の祭典〜』に行く。
吉朝師匠の得意ネタとらもさん作の落語。
故人に敬意を表す意味もある会。
初っぱなから舞台が暗転。
学校の音風景が会場に流れる。
灯りが点り、高座にはしん吉さんの姿が。
中島らもさん作の「牛乳時代」が始まる。
次は「103系の嘆き」、鉄道マニアのしん吉さんならではのお噺。
しん吉さんは高座の上手側脇に立っていた。
スクリーンに映像を投射する演出の為だ。
銀幕には噺の進行に合わせ、様々な電車の画像が映し出された。
お得意のブレーキやドアの開閉音を織り込んだ噺であった。
今回のプチミニライブには、しん吉さんと群時さんのぐんきちに、蒲生四丁目フィルハーモニー管弦楽団(ギター担当のげんさん)を加えた編成であった。
演目は「御船」「天国と地獄」「たけす」。
「御船」はざこばさんの出囃子でお馴染みであるが、バンジョーやギターを交えた編曲とあって新鮮な感じだ。
「たけす」は、寄席では曲芸でよく使われる曲。
なもので、皿回しも披露。
昨日の吉弥さんの会に続いて見る。
- 桂しん吉 「牛乳時代」(作:中島らも)
- 桂しん吉 「103系の嘆き」(作:桂しん吉)
- 桂しん吉 「桜の宮」
- 元祖お囃子カントリーぐんきち&蒲生四丁目フィルハーモニー管弦楽団 ぷちミニライブ
- 桂しん吉 「住吉駕籠」