『ビギナーズラック 〜かい枝・吉弥のらくごの夜明け〜』に行く。
 
新しく始まった会。
かい枝(開始)の「ビギナー」吉弥の吉「ラック」で、「ビギナーズラック」なそうな。
 
少し早めの開場、場内にはお二人の予め録音された会話が流れた。
さながらラジオ番組のようだ。
カラオケボックスで録音されたとの事。
 
冒頭、会場右側に据え付けられたスクリーンにお二人が登場。
HEPの観覧車内で撮影。
お二人が初めて遇ったその折の話しや、芸名の命名時の話などが、紙フリップによる話題提示形式で繰り広げられた。
設置位置の関係で少々見にくい。
次回もあるようならその点が改善されればと思う。
 
出囃子はジャズアレンジされたもの。
CDが出るようならば買おかしらん。
 
暗転のままの舞台に座布団を置かれたのは、米井敬人さんであろうか。
あがった時に吉弥さんが座布団の向きを修正されていた。
 
吉弥さんの「青菜」広がりが感じられる。
噺を家にたとえるなら、通常の「青菜」よりも大きくて部屋数の多い屋敷のような感じ。
内装や家具調度に関しては、今後の充実を期待されるのだけれど。
 
かい枝さんが「おごろもち盗人」で土を掘る仕草の際、見台が削れていた。
 
最後の対談は、お二人が私服で登場。
どちらも、ビギナーズラックのイラストがプリントされたTシャツを着ておられた。
吉弥さんは青、かい枝さんはピンクのTシャツ。
ラクゴレンジャーに因んでのチョイスだったか。
 
古典落語の新感覚アレンジをする会であると事前に聞いていたが、その点はあまり顕著でなかったように思う。