『由瓶の卒業検定!』に行く。
 
佐ん吉さん、相変わらず表情が良い。
噺に引き込まれる。
 
由瓶さんの一席目は「看板の一」
まくらから本題への入り方にもう一工夫欲しい。
丁半博打の話をしたすぐその後に移ると、ややこしい。
丁半とチョボ一では違うので、ワンクッションあればと思う。
 
九雀さんは「猫の忠信」。
大変面白い。
 
由瓶さんの二席目、「くっしゃみ講釈」。
この『卒業検定』とは、九雀さんにつけてもらった「くっしゃみ講釈」を客の前で披露して合否をつけてもらう趣旨の会。
今会の根本となる噺。
やや、話の運びを急いだように感じられる。
ネタおろしにはそういう様が割とつきものではあるが。
もう少し溜めや半ばの表現があると良いと思う。
判子は押しときますけど。
 

  • 笑福亭由瓶   ご挨拶
  • 桂佐ん吉     「商売根問」
  • 笑福亭由瓶   「看板の一」
  • 桂九雀      「猫の忠信」
  • 笑福亭由瓶   「くっしゃみ講釈」