総菜

 
『第2回 育っちゃったらくご〜できたネタを育てる会〜』に行く。
 
銘々の落語家さんの子供である新作落語
どう育ったか、どう育てたかが見所の会であるか。
 
最初に今回は噺の出番がないたまさんが挨拶された。
新作落語として一人前を20歳とするなら、各々の作品は何歳なのかを各人が判定し、それを事前たまさんが発表された。
それによると、遊方さんの「奇跡のラッキーカムカム」は年齢不詳。
三金さんの「奥野君の幽霊」は17歳。
あやめさんの「富豪弟子」は3歳11ヶ月。
三風さんの「下町通り商店街の人々」は20歳とのこと。
ただしかなりの間遇わなかった20歳であるそうな。
 
遊方さんの「奇跡のラッキーカムカム」、前半はかなり面白い。
後半がそれに比例しなかったのは、一部客が引いてしまう部分があったからか。
 
三金さんの「奥野君の幽霊」。
落語の幽霊ものの順当な断片をひねった部分の演出が可笑しい。
 
あやめさんは「富豪弟子」。
笑福亭一門をモデルとした噺家さんの色々なあれやこれやがユーモラスだ。
 
三風さんは「下町通り商店街の人々」。
また、続編も聴いてみたい。
 

  • 笑福亭たま   ご挨拶
  • 月亭遊方    「奇跡のラッキーカムカム」
  • 桂三金      「奥野君の幽霊」
  • 桂あやめ    「富豪弟子」
  • 桂三風      「下町通り商店街の人々」

 
後で、NHKの『上方演芸ホール』も見忘れないようにしよう。
あやめさんの「サカイにひとつだけの花」が放送されるようだし。