『たまよねFINAL Episode1』
『たまよねFINAL Episode1』に行く。
最初にたまさんが登場。
次に雀五郎さんが舞台に。
まくらもなく「青菜」の本題に入ると、笑いが起こる。
普段の雀五郎さんが寡黙であるのを御存じだからであろうか。
その後の「対談」への関心からか。
たまさんの一席目は「船弁慶」。
噺のまえにショート落語を披露。
雀五郎さんに続いて、夏で弁慶な噺。
通い船と遊山の川市丸との場面の、映画的カットバックな演出が白眉。
次は「対談」。
パンフレットでは、米井さんと雀五郎さんのお二人の名前だけであった。
どうなることかと心配していたが、実際には呂竹さんを交えての対談となり、一安心。
雀五郎さんだけなら、話が弾まなかっただろう。
たまさんの二席目は新作。
開演あたりまで仕上がってなかったとか。
ということで題は未定。
仁智さんは「源太と兄貴」。
まくらで、会場の雰囲気を探るのに困難されている様子であった。
たまさんの三席目は「芝浜」。
上方では「夢の革財布」として演じられる噺。
噺の構成も、たまさんの解釈により変更・工夫して話された。
たまさんの三席は、いずれもネタおろしであった。
最後に、パンフレットに記載されたクイズの答えも発表。
特に「芝浜」の内容に関してのお話が興味深かった。
- 笑福亭たま ご挨拶
- 桂雀五郎 「青菜」
- 笑福亭たま 「船弁慶」
- 米井敬人 桂雀五郎 笑福亭呂竹 「対談」
- 笑福亭たま 「ナオコ」(仮題)
- 笑福亭仁智 「源太と兄貴」
- 笑福亭たま 「芝浜」
- 笑福亭たま 米井敬人 「今日のたまよね」