『文我・宗助 二人会』

 
『第3回 文我・宗助 二人会』に行く。
 
ひろばさんは「動物園」。
少しこってり目に演じる。
縫いぐるみがきついというのも、本人のキャラクターを生かした演出。
 
文我さんの一席目は「高宮川天狗酒盛」。
復活させりと共に、オチにも工夫を加えた噺。
 
宗助さんの一席目は「立ち切れ線香」。
高座にかけるのは、これが二度目だそうだ。
上手い。
 
中入りの後は、文我さんと宗助さんの対談。
御題は「ネタあれこれ」ではあるが、米朝師匠の近況などを含め、他のことにも話がおよんだ。
 
宗助さんの二席目は「ぬの字鼠」。
珍しい噺。
噺中に出てくるお芝居の「金閣寺」の雪姫、雪舟の孫であるそうな。
雪舟の故事にならった雪姫を芝居でみて真似した智円、という形になるのか。
 
文我さんの二席目は「浮かれの屑より」。
こちらも演者の少ない珍しい噺。
ハメ物が楽しい。
 

  • 桂ひろば        「動物園」
  • 桂文我         「高宮川天狗酒盛」
  • 桂宗助         「立ち切れ線香」
  • 桂文我 桂宗助    トーク「ネタあれこれ」
  • 桂宗助         「ぬの字鼠」
  • 桂文我         「浮かれの屑より」