『たまの出没!ラクゲリラ!』
『たまの出没!ラクゲリラ! ラクゲリラ!その4』に行く。
日にちと時間の所為か、それに千秋楽の為か、大入り満員。
最初にたまさんのご挨拶から。
かなりな入りのため、席送りの指示などしつつ、会場の茶臼山舞台の話をされた。
南湖さんは、お客さんにリクエストを募って本日の演し物を決める趣向。
古典講談か、新作講談か、もしくは落語の「阿弥陀池」か。
最後の「阿弥陀池」は洒落、オチだったはずだけれど、そこは客の方も悪乗り。
圧倒的に「阿弥陀池」の支持が多かった。
まくらを多目に演じ、「糠に首」の辺りをさらっと講談口調で流し、講談調に締めた。
本格的な落語も聴いてみたいと思った。
たまさんの一席目は「二番煎じ」。
他の落語会であった失敗談をまくらでされた。
後の取り繕いでフォロー出来たエピソード、どうしようもないのでそのまま元に戻した逸話など。
生喬さんは「質屋芝居」。
機会があれば茶臼山舞台で、艶笑落語の会を開いてみたかったそうだ。
今日は折角なので、そんな艶笑小咄を幾つか披露。
たまさんの二席目は「芝浜」。
上方では「夢の革財布」として演じられる事が多い噺。
特に地名をはっきり出すわけでもないが、たまさんは「芝浜」だ。
最後なので、もっと笑いの多い噺をえらべばよかったとも仰有っていたが、こういうのもあって良いだろう。
最後に生喬さん、たまさん、呂竹さんによる対談。
御題は「茶臼山の思ひ出」ではあるが、ところどころ脱線。
落語会での出番の順やら、それに伴う演目の選び方なども話題に出る。
後は月末の『茶臼山ファイナル 第34回できちゃったらくご!』が控えているのみ。
実は茶臼山舞台の賃貸契約が三月まで残っているので、後片付けもしなければならないが、もしかすると何か催しをされるかもしれないとの事。