『笑いのタニマチ』

 
『笑いのタニマチ vol.70 〜笑福亭仁智新作落語道場〜』に行く。
 
新作落語の会。
 
鉄瓶さんは「テープレコーダー」。
師匠の鶴瓶さんの、私落語の流れをくむ作品。
鉄瓶さんの経験を落語アレンジ。
 
仁智さんの一席目は「草野球バンザイ」。
まくらでのプロ野球の珍プレイネタ、相変わらず細かくて楽しい。
 
純瓶さんは「平蜘蛛の釜」。
ドラマ『功名が辻』でも登場した、名品を題材とした作品。
 
仁智さんの二席目は、ネタおろし。
茶店を訪れた漫談家と喫茶店のマスターとの会話を、漫談家メインで演じるもの。
演技上の漫談家と喫茶店の場、それを演じている実際の仁智さんと落語会場、微妙にクロスオーバーする。
虚実入り交じり、奇妙な空間が出現する。
実物のスポーツ新聞なんかが小道具に使われているのも妙な感じ。