『落語の定九日』

 
『落語の定九日 〜9〜』に行く。
 
小佐田先生の作品が三作(内一つは古典の改作)。
 
九雀さんの一席目は「太兵衛餅」。
後の対談で言及があった、アラビアンナイトの一篇を落語に翻案した作品。
 
今回のお茶子さんは、坊枝さんの娘さんの多福ちゃん。
見台を出したり、名ビラをめくったりする作業に、観客から盛大な拍手がおきた。
 
梅団治さんは「長屋浪士」。
ちょっと季節はずれかも。
 
中入り休憩の後、小佐田先生と九雀さん、梅団治さんらで対談。
新作に関しての話、師匠による稽古のつけ方の違いなどの話題が出る。
途中から、子供さんの付き添いで来られていた坊枝さんも加わっての座談会となる。
 
九雀さんの二席目は「寿限無」。
「言い立て」でなく、ストーリー性に着目したアレンジ。
良い感じ。