『こごろうの会』

 
『こごろうの会 その11』に行く。
 
会場を太融寺に移した『こごろうの会』。
『雀の学校』や『宗助はんの会』の半分くらいのスペースにて開催。
太融寺本坊の二階のフロアは、目的などによって分割できる構造になっている。
その三分の一分のユニットを使用しての今回の会であった。
 
南青さんは「太閤の風流」。
勉強になりそうな事、嘘っぽい事交えての講談。
 
こごろうさんの一席目は「貧乏神」。
貧乏神のキャラクターが良いなぁ。
ニンとか含めて。
 
九雀さんは「親子茶屋」。
九雀さん、爪を綺麗に手入れされている。
手先などの細かい仕草の表情に気を遣っておられる証しでもあるか。
特に親旦那と若旦那の違いで顕著か。
 
プログラムでは、こごろうさんの二席目は「ボクの中の旬のネタ」とされていた。
蓋を開けると「野崎詣り」であった。
喜六の頼りなさが強調された演出。
 

  • 旭堂南青     「太閤の風流」
  • 桂こごろう    「貧乏神」
  • 桂九雀      「親子茶屋」
  • 桂こごろう    「野崎詣り」