『雀五郎体力強化の会』

 
『雀五郎体力強化の会 〜その17〜』に行く。
 
観客は少なめ。
 
まずは南青さんの「牛盗人」。
話の展開は知っているのだけれど、心が動く。
 
雀五郎さんの一席目は「手水廻し」。
軽くまくらを振ってから本題へ。
登場人物の、一瞬虚を突かれた表情が面白い。
 
よね吉さんは「千早ふる」。
吉朝さんの雰囲気が濃く残る演じ方。
 
雀五郎さんの二席目は「三十石」。
この前によね吉さんが、雀五郎さんも若手らしい自分を晒した感じのまくらを言えばいいのにと、楽屋に向けるように語っていた。
当の雀五郎さん、我関せずな風でまくらは無しに伏見人形を買う辺りから始まる。