『らくご道』
『らくご道 〜笑福亭生喬と桂こごろうの落語会〜』に行く。
天気の所為か、人数は少なめのよう。
生寿さんは「道具屋」。
ノコギリをもてあそんでタユンタユンさせるあたりや、画幅を拡げる際に弧を描く様子など、扇子の所作が上手い。
生喬さんは「豆屋」。
豆屋が気弱で、長屋の住人達が強腰、コントラストがはっきりしている。
豆屋への仕打ちの哀れさが伝わってくる。
こごろうさんは「花筏」。
後の対談出た話だが、演じている最中にオチを変えてしまおうかと思ったとの事。
それも面白いかもしれない。
対談では、噺家さんの声の質についての話題などが出る。
生喬さんは火曜日に、なんばパークスシネマでおこなわれた、映画『怪談』の試写会に行かれたそうだ。
弟子の生寿さんと一緒に。
『怪談』は、三遊亭円朝作の「真景累ヶ淵」を映画化した作品。
試写会には、黒木瞳さんらの舞台挨拶の他に、露の五郎兵衛がゲストで登場。「真景累ヶ淵」を披露されたそうだ。
一昨日、なんばパークスシネマに行った際、試写会が開かれていたっけ。
生喬さんたちも来られていたのか。
落語会が終わってワッハ上方の外に出ると、『ダイハード4.0』の宣伝用展示が準備されていた。
- 笑福亭生寿 「道具屋」
- 笑福亭生喬 「豆屋」
- 桂こごろう 「花筏」
- 生喬 こごろう 対談「夕焼け日記」