『たまクラブ』

 
『たまクラブ』に行く。
 
秘密クラブの三回目。
最初に受付をされていたのは生寿さん。
暫くしてから着物姿のたまさんに交代。
 
二番太鼓が始まる。
高座横の三味線と太鼓に合わせて、会場の後方に位置する受付にてたまさんが笛を演奏。
サラウンドステレオだ。
 
まずは笑福亭仁鶴一門の出囃子のメドレー。
仁鶴さんの「猩々くずし」仁智さんの「オクラホマミキサー」仁福さんの「自転車節」仁扇さんの「まっくろけ節」仁勇さんの「吉原雀」仁嬌さんの「ぼんちかわいや」仁昇さんの「鉄道唱歌」を解説を交えながら演奏。
それに続けて「石段」にてたまさんが高座にあがる。
 
本日、「オクラホマミキサー」は谷町六丁目のあたりでも鳴り響いていたでしょう。
 
たまさんの一席目は「牛ほめ」。
このあいだは失敗ったので、普請のほめ方を自分から教わりに行くという始まり方。
殊勝な感じだ。
 
生寿さんは「色事根問」。
生喬さんの色をやはり強く感じる。
一見えでの「三重」ギャグは無し。出身が違うから当たり前だが。
 
たまさんの二席目は「胎児」。
たまよね作品。
帯を使っての表現が楽しい。
 
仲入りを挟んで三席目は「寄合酒」。
最後のくだりがえげつない。
 
今日は色々な落語会が重なっていた。
身体が三つばかし欲しいところ。
 

  • 出囃子メドレー
  • 笑福亭たま     「牛ほめ」
  • 笑福亭生寿     「色事根問」
  • 笑福亭たま     「胎児」(作:たまよね)
  • 笑福亭たま     「寄合酒」