『たまクラブ』

 
『たまクラブ』に行く。
 
秘密倶楽部ライクな会。
 
会場に入った時はまだ受付はしていなかった。
楽屋でお囃子の打ち合わせ中であった。
暫くして生寿さんが受け付け役に。
その後、着物に着替えたたまさんと交代。
 
会の始まる時間となって、「長崎さわぎ」の調べが流れる。
たまさんは受付仕事をしながらもご挨拶。
今回、あやめさんのお弟子さんであるきりこさんがお手伝いに来られている。
きりこさんは鳴り物のお勉強をされている最中。
その稽古として、ゲストの鯉之助さん以外は、皆、「石段」という事に。
 
まずは生寿さんの「つる」。
大きな仕草が小柄な生寿さんに映える。
コントラストの妙か。
 
たまさんの一席目は「ちりとてちん」。
林家系の型だそうだが、かなりえげつない形に仕上がっている。
たまさんの色が濃そうな感じ。
 
東京からのゲストは鯉之助さん。
演目は「お血脈」。
お釈迦様の辺りに説得力があるのは、印度哲学を勉強された所以か。
 
たまさんの二席目は「愛宕山」。
一八が土器をしこたま注文する理由が明確に表現されている。
 
今度のラジオ大阪の『たまの袋とじ!』にて、鯉之助さんの悪口(?)を言うとか言わないとか。
なんか楽しみ。
 

  • 笑福亭生寿    「つる」
  • 笑福亭たま     ちりとてちん
  • 瀧川鯉之助    お血脈
  • 笑福亭たま     愛宕山