『お笑いまん我道場 〜大阪編〜』

本日の上方亭

 
『第13回 お笑いまん我道場 〜大阪編〜』に行く。
 
いつもより、ややお客さんが少なめ。
会のお知らせを頂いたのが近々であった所為か。
事前に聞いたお話では、他の会に行かれる予定の方も多そうだったし。
 
まずは南青さんの「楠木の使者」。
閑話休題に、楠木研究会から聞いたお話を交え講談を読む。
楠木正成の本当の出身地はどこだろうとか、菊水紋の由来はどうであるかなどの話題が織り込まれる。
 
まん我さんの一席目は「たいこ腹」。
調子の良い幇間が楽しい。
まくらでは、落語ブームについてあれやこれや。
えらく軽いのりで入門志願が来るらしい。
中には、携帯のメールで弟子入りを希望する人もいるとか。
メールの返信で許可不許可の答えを尋ねる文面であったそう。
 
瓶太さんは「崇徳院」。
熊さんは、お嬢さんを捜し出すまでご飯を食べさせてもらえない演出。
可哀想だけれど、可笑しい。
仕込み忘れがあったり、今回はやや残念な出来だったのが惜しまれる。
 
まん我さんの二席目は「ざこ八」。
今日がネタおろし。
今後の噺の成長が楽しみ。
 

  • 旭堂南青     「楠木の使者」
  • 桂まん我     「たいこ腹」
  • 笑福亭瓶太   崇徳院
  • 桂まん我     「ざこ八」