『空瓶家パーティー!』

空瓶家パーティー

 
『空瓶家パーティー! 〜3〜』に行く。
 
落語家さんたちによるイベントだが、落語は無し。
由瓶さんと瓶成さんがホスト役、ゲストは銀瓶さんと南青さん。
 
設定としては、由瓶さんと瓶成さんが大金持ちの兄弟で、その私室に訪れたお客さんが銀瓶さんと南青さんのお二人という感じ。
 
双六形式でサイコロを振り、とまったコマのテーマで話をする。
最初、それぞれ10枚のコイン「空瓶貨(からびんか)」を持っていて、ゲームで負けると他の三人に1枚ずつコインを渡す。
双六で最初にゴールしたものが勝ち。
勝った人は、他の三人から5枚、計15枚の空瓶貨を貰えるというルール。
ただし、丁度の目でないとゴール出来ない。
オーバーした場合、ゴールの前の「ちょっといい話」のマスにとどまり、「ちょっといい話」を披露して、お客さんの受けが良ければゴール、芳しくなければゴール出来ないとうルールも。
 
順番は、銀瓶さん、南青さん、瓶成さん、由瓶さんの順。
 
双六の盤面は、舞台の他に、パンフレットにも記載されていた。
 
最初は銀瓶さん、振ったサイコロの目は6。(以下【】内が出目)
コマのテーマは「お酒」。
まだ入門して間もない頃の落語会で、春蝶さんと福笑さんが共に酔っぱらって落語会に現れた話。
それぞれ、高座では無事に噺をされたのだが、後で二人の所為でタクシーの運転手さんに怒られてしまったというエピソード。
 
南青さんは「入門志願当時」のエピソード【3】。
学生時代、南鱗さんの講談教室で講談を習っていた。
他の生徒さんは、高齢の方ばかり。
いよいよ大学を卒業するとなり、進路の相談に南鱗さんのところへ。
南鱗さんは、南青さんが講談師を志望していることは薄々わかっていたようで。
そこで言われたのは「講談師になりたいので、南左衛門さんを紹介してください」。
南鱗さんは時分に弟子入りを申し込むものと思っていたそうで、...。
 
瓶成さんも「入門志願当時」のエピソード【3】。
テレビ局での出演時でなく、落語会での出番を狙って弟子入りを願い出る。
それが功を奏すしたのか、一週間で入門が許されたそう。
 
由瓶さんもまた「入門志願当時」のエピソード【3】。
瓶成さんの話にその頃を思い出したのか、やや憮然。
由瓶さんは、師匠にお願いしてから一年で入門を許されたから。
しかも、瓶成さんが入門を願い出た当時、鶴瓶師匠についていて、その経緯をごく近くで知る立場にあったので。
 
再び、銀瓶さん。
「ゲーム」のコマにとまる【1】。
箱の中から一枚の紙を引いてゲームの種類を選ぶ。
引いたのは「トランプぴったんこカンカン」。
由瓶さんがトランプを楽屋に置いたままだったので、キャンセル。
もう一枚引いて出た「膝パッキン」をやる事に。
四人が順番に膝を屈伸して、「パッキン」を音が鳴ったらOK、鳴らなかったらアウトというルール。
由瓶さん、瓶成さん、南青さんは無事にクリア。
銀瓶さんは鳴らず、負けに。
三人にそれぞれ1枚ずつコインを渡す事に。
 
以下、省略。
南青さん「師匠」【2】、瓶成さん「師匠」【2】、由瓶さん「修行中」【1】、銀瓶さん「びっくりした話」【3】、南青さん「こんな夢みました」【3】、瓶成さん「こんな夢みました」【3】、由瓶さん「びっくりした話」【6】、銀瓶さん「我が家だけ?」【2】、南青さん「こんな私って変ですか?」【3】、瓶成さん「ゲーム」【1】。
 
瓶成さんが引いたゲームのタイトルは「コンビニゲーム」。
コンビニで売っている商品を一つずつ言っていく。
次の人は、前の人が言った答えに加えるので、段々品名が増えていく、記憶力が試されるゲーム。
瓶成さんから始まり、一巡し、瓶成さんでアウト。
趣向としては、しょぼい結果に。
空瓶貨を支払うハメに。
 
双六に戻り、由瓶さんは「ちょっとエッチな話」【5】、銀瓶さん「ちょっとエッチな話」【3】、南青さん「町で見かけた変な人」【6】、瓶成さん「我が家だけ?」【3】、由瓶さん「町で見かけた変な人」【2】、となった。
 
そして銀瓶さんの振ったサイコロの目は6。
すんなりとゴールでは、折角の企画がもったいないので、「ちょっといい話」を銀瓶さんがすることに。
  
銀瓶さんの「ちょっといい話」、お客さんの評判が良く、無事ゴール。
銀瓶さんの勝利。
 
途中、面白かった話には、他のプレーヤーから空瓶貨がプレゼントされたりした。
結局、銀瓶さんは23枚のコインを獲得。
 
枚数かける○○円のギャラが支払われるのだけれど、打ち上げは銀瓶さん持ちになるようなので...。