『米朝一門獅子十六 〜都んぼ・吉弥プロデュース〜』

 
米朝一門獅子十六 〜都んぼ・吉弥プロデュース〜 第2部 しん吉.まん我の会』に行く。
 
今回の趣向は、ちょっと変わっている。
しん吉さんの演目は「猫の忠信」、まん我さんの演し物は「蜆売り」。
その「猫の忠信」のまくらをまん我さん、「蜆売り」のまくらをしん吉さんが演じるという、斬新な企画。
 
最初にしん吉さんとまん我さんが登場し、ご挨拶。
「まくら」とは何かとの蘊蓄などを話された。
まくらから噺へのつなぎは、何時演者が変わったのかわかりませんよ、と思いっきりな前振り。
 
まん我さんが「猫の忠信」のまくら。
稽古についてのお話。
春團治師匠に落語の稽古をつけてもらった際のエピソード。
浄瑠璃を習った時の実話など。
しん吉さんの会『フジハラ亭』の宣伝も。
 
早変わりでしん吉さんに。
「猫の忠信」を。
芝居がかった猫の仕種もしっかりと。
 
短い仲入り。
 
しん吉さんが「蜆売り」のまくら。
第1部で、ひろばさんがタイの話をされたので、自分は実際に行ったタイでの話を。
タイの紙幣や、タイで買った民族楽器ヴォットを取り出す。
 
まん我さんは「蜆売り」。
どんどん上手くなっている。
泣けてしまう。
 
まくらから噺への演者の交代は、一旦幕を引いて、幕が開いたら変わっていたという次第。
その間はしん吉さんとまん我さんが噺を繋いでいるので、交代時の様子はわからない。
幕で見えないんですもの。
 

  • しん吉 まん我     ご挨拶
  • 桂まん我        まくら
  • 桂しん吉        「猫の忠信」
  • 桂しん吉        まくら
  • 桂まん我        「蜆売り」

 
売り出しが始まったので、『桂吉弥の新お仕事ですin繁昌亭』のチケットを購入する。私が買った時点で、かなり売れていると窓口の方からお話を伺う。
三月の『月亭遊方三遊亭白鳥 二人会』も入手した。