『出演 桂佐ん吉のみ』

 
『出演 桂佐ん吉のみ』に行く。
 
タイトルどおり、佐ん吉さんのみが出番の会。
お客さんは六十人強くらいだろうか、一杯であった。
 
さん都さんととま都さんが受付に。
松五さんもお手伝いに来られているようだ。
 
一席目は「手水廻し」。
「手水」の正体を調べるべく、大坂の宿屋に泊まった主人と板前。
期待感で盛り上がっている様子が可笑しい。
まくらでは、「始末の極意」のオチを説明。
その時が来たら、みんなでやりましょうとの発言。
座布団を裏返して楽屋へ引っ込む。
 
二席目は「七度狐」。
今度は羽織を着て登場。
大地真央さん主演のお芝居『紫式部ものがたり』に、佐ん吉さんも出演されるそうだ。
同じく出演の小米朝さんの家来役で。
その、小米朝さんの面白話もまくらに。
 
プログラムには無かった踊りを披露。
習っている日舞
演目は、狐繋がりの「紀伊の国」。
見台や膝隠しを出し入れする役も佐ん吉さんであった。
 
一旦引っ込んでお着替え。
ひろばさんがインドに旅行している話をまくらで。
ひろばさんが始めたブログを読む限り、ひろばさんが現地で騙されているんではないかとの心配を。
三席目は「おごろもち盗人」。
ころころ変わる盗人のリアクションが楽しい。
 
仲入りを挟んで「蔵丁稚」。
丁稚が可愛らしい。
芝居部分もわりとしっかりしている。
 
五席目は「始末の極意」。
全長版。
オチは会場のみんなで?
 
次回からはゲストを迎えて普通(?)の落語会になる予定。