『月なみ九雀の日』

 
『第65回 月なみ九雀の日』に行く。
 
九雀さんの会。
会が終わってから、お客さん自身が値段を決めて料金箱にお代を入れるという、自由料金制で後払い方式。
 
最初はとま都さん。
自分の名前を紹介したときに、笑いがおこった。
演目は「子ほめ」。
まだまだ初々しい感じだ。
人物の描き訳がはっきりすれば、もっと面白くなるだろう。
 
九雀さんの一席目は「平林」。
手紙の「平林」の字が解らない丁稚さんに、間違った読みを教えるのは同一人物という演出。
 
さとおがめらさんは手品。
ベーシックな手品。
 
九雀さんの二席目は「三十石」。
たっぷりと。
楽屋の船頭の掛け合い相手役は、雀五郎さんであった。
 
第62回の『月なみ九雀の日』にて募集された、繁昌亭での会の題が決まった。
『江戸っ子だってねぇ!』だ。
一票差の時点であった『江戸の招待と上方の正体』をサブタイトルに採用。
『江戸っ子だってねぇ! 〜江戸の招待と上方の正体〜』は4月28日に繁昌亭にて開催。
江戸からのゲストは三遊亭小圓朝さん。
九雀さんと由瓶さんは二席務められる予定。
 

  • 桂とま都        「子ほめ」
  • 桂九雀         「平林」
  • さとおがめら      手品
  • 桂九雀         「三十石」