『日本伝統芸能振興会「歌舞伎講座」』

『日本伝統芸能振興会「歌舞伎講座」』

 
『日本伝統芸能振興会「歌舞伎講座」』に行く。
 
日本伝統芸能振興会さんは、歌舞伎を中心に日本の古典芸能を普及、振興に務めるNPO法人であるそう。
今回は落語からのアプローチなようで、「蛸芝居」をメインに。
 
最初は、落語そのものについてのお話から。
上方と江戸落語での扇子の違いから、扇子での身振り、手拭いでの所作を解説。
見台や膝隠しの説明も。
 
次は、鳴り物を舞台に。
喬介さんと生寿さんがお手伝い。吉川絹代さんも登場。
大太鼓、締太鼓、拍子木、銅鑼、あたり鉦。鈴、能管、三味線を順に紹介。
実演は、「一番太鼓」「二番太鼓」「石段」「野崎」を演奏。
「野崎」についても、それにまつわる話をされる。
こんな出囃子も有るということで、「オクラホマミキサー」「ミッキーマウスマーチ」も。
ハメモノとして、太鼓による川・海・雨の情景。
愛宕山」から、「扇蝶」と「砧」。
皿屋敷」の幽霊の出現。
天王寺詣り」から、出店の数々の場面での音。
「池田の猪買い」の雪の表現。
 
仲入り休憩のあと、「蛸芝居」。
まくらで、歌舞伎の大向こうの声のかけ方の話。
関西と関東でのかけ声の違いなども。
 

  • 笑福亭生喬            落語と芝居噺
  • 生喬 喬介 生寿 吉川絹代   お囃子の解説
  • 笑福亭生喬            芝居噺「蛸芝居」