『空瓶家パーティー！』

　
『空瓶家パーティー！ 5』に行く。
　
落語はしないイベント。
お手伝いで、雀太さんと南青さんが来られていた。
本日のゲストは桂ちょうばさんと桂佐ん吉さん。
皆さん、スーツ姿でゲームを執り行う。
　
双六のコマのテーマでトークやゲームをして、(ポーカーで使うような)チップを遣り取り。
その数でギャラが変動するという趣向。
ゴールは丁度の目ならOKだが、余ると「ちょっといい話」のコマに止まり、ちょっといい話を披露し、お客さんに受けが良ければ改めてゴールに。
今回、サイコロを新調。
前回、吉弥さんと吉の丞さんがゲストの回で、出目が偏ったそうなので。
　
客席に、団扇で応援する、ちょうばさんのファンの方が数名おられた。
そこには「ちょ様」と書かれてあった。
　
まずは由瓶さん。サイコロの目は2。「学生時代」のコマに止まる。
次は瓶成さん。サイコロの目は3。「弟子入り前」に。
ちょうばさんの目は1。「幼少時代」に。懐からカンペを取り出す。
各コマのテーマを予め考えてメモしておいたのだけれど、まさか1の目は出ないと思っていたので付け落ちだったそうだ。
そのときまさぐったポケットからは、お年玉の袋が。
正月の米朝一門の落語会では、スーツで会場に行くのが習わしとなっているそうだ。
その時に頂いたお年玉はポケットにしまう。
その後は着る機会が無いので、久しぶりに着ると、お年玉袋がひょっこり出てきたりすることがあるとの事。
　
佐ん吉さんは3の目。「弟子入り前」に止まる。
　
二巡目の由瓶さんは5。ゲームのコマに。
抽選箱から選ばれたのは「3文字しりとり」。
負けたのはちょうばさん。
　
瓶成さんは2。「デビュー当時」。
ちょうばさんは5の目。「我が師匠」。
佐ん吉さんが6を出しゲーム。「即興ものまね」。
他の人が出すお題の人物のモノマネをするという企画。
トップバッターの佐ん吉さんが、美川憲一・沢尻エリカ・イチローを披露。
由瓶さんは、細木数子・Mr.ビーン・福田総理・大橋巨泉、もう一度Mr.ビーン。
ちょうばさんが、福山雅治・朝青龍・桂南光・桂三枝を。
瓶成さんは、木村拓哉・中井正広・アンパンマン・吉永小百合・泉ピン子。
このコーナーの勝者は佐ん吉さんであった。
特にイチローが細かくて良い。
　
由瓶さんは6。続けてゲームに。
選ばれたゲームは「ヘリウムは誰」。
当てる役一人は由瓶さん。
残りの三人の内、パーティーグッズのヘリウムガスボンベを一人が吸入、一言ずつしゃべり、反対を向いて目隠しした由瓶さんがガスを吸ったのが誰かを当てるゲーム。
ヘリウムを吸った佐ん吉さんを言い当て勝利。
ノーカウントで、佐ん吉さんが当てる役をやってみる。
　
瓶成さんは4の目を出すも、消化済みゲームのコマに止まったのでもう一度サイコロを振る。
4でまたゲームのコマ。もう一度振って1の目。「町で見かけた変な人」。
　
ちょうばさんは4の目で「びっくりした話」。
佐ん吉さんは6で「奇跡」に。
佐ん吉さんがそのテーマで話始めると、瓶成さんがサイコロで顔を隠す。
瓶成さんに関するエピソードであった。
　
由瓶さんが6の目を出しゲーム。「日本語消しゲーム」。
五十音表を掲示。
サイコロの目の数の長さの単語を考える。
一度使った文字は次から使えない。ゲームが進行すると段々単語を考えつくのが苦しくなり、数が多いと更に困難になるというお遊び。
終盤、無理矢理な感じに。由瓶さんが残り文字数以上の目を出して負けに。
　
瓶成さんが5で消化済みのゲームのコマ、もう一度振るが丁度でなかったので「ちょっといい話」。
瓶成さんは、ちょっといい話を話された。
折角なので、由瓶さん、佐ん吉さん、ちょうばさんの順で「ちょっといい話」を披露。
お客さんの評価がよかったちょうばさんが勝利という結果に。
　
次回『空瓶家パーティー！6』は6月30日、ゲストは笑福亭瓶生さんと桂春菜さん。
その次の『空瓶家パーティー！7』は8月18日、ゲストは笑福亭笑助さんと旭堂南青さん。で開かれる予定。