『桂しん吉春の祭典』

 
桂しん吉春の祭典 '08』に行く。
 
春の祭典』も繁昌亭に会場を移して開催。
 
開演時間になり、客席の照明が落とされた。
舞台に設えられたスクリーンにしん吉さん自筆の文字が次々と映し出される。
ちょっとしたネタな構成。
 
まずは「三人旅」。
テレビやラジオでは放送されにくいネタだと説明。
 
お次は「茶漬間男」。
出囃子から、郡時さんとげんさんの演奏。
まくらも、お二人の演奏に乗せて。
噺本編でも、とある場面でしん吉さんも篠笛を奏でる。
ちょっと変わった演出。
 
二席終わってしん吉さんが引っ込むと、再びスクリーンが。
ドキュメンタリー番組風のビデオが上映される。
インタビュアーは吉の丞さん。
勿論マジではなくて、企画物。
情熱大陸』を意識したのだそうだ。
 
三席目は『猫の忠信』。
米朝一門獅子十六』ではまん我さんと、相手の噺のまくらをする企画で演じた『猫の忠信』。
本日はお一人で。
 
しん吉さんが退場、お茶子さんが名びらをめくる。
そこには、しん吉さんの書によるネタが。
 
続いて、元祖お囃子カントリーぐんきちのライブ。
まずは、ぐんきちのテーマ。
今年作られた新曲『盲腸線サバイバー』。
鉄道ファンのしん吉さんならではの曲。
次は『安宅の松』。
ティーポットの水笛にて、しん吉さんが『鳩(ハトポッポ)』を演奏。
郡時さんも自作の雪平鍋バイオリンで『鳩(ハトポッポ)』を。
ティーポット水笛と雪平鍋バイオリンで『安宅の松』を奏でる。
 
仲入りの後、「鶴満寺」。
まだまだ雀々さんのイメージが強い演目。
これからの熟成に期待。
 
噺が終わってしん吉さんが下がる。
舞台が暗くなり、繁昌亭の壁に文字が投影された。
最後にまたまたしん吉さんが出場し、ご挨拶。会はお開きに。
 

  • 桂しん吉                「三人旅」
  • 桂しん吉                「茶漬間男」
  • 桂しん吉                「猫の忠信」
  • 元祖お囃子カントリーぐんきち  ぷちミニライブ
  • 桂しん吉                「鶴満寺」