『月なみ九雀の日』

月なみ九雀の会

 
『第68回 月なみ九雀の日』に行く。
 
ゲストの染雀さん、体調不良のため本日はお休み。
代わりに九雀さんがもう一席。
 
生寿さんは「兵庫船」。
船中のお遊びまでの半ばにて高座を降りる。
出身地の尋ね合いの場面で、○州×州の他に、△△川も。
言葉遊びも、謎かけに加え、ねずみ尽くしのある型。
 
九雀さんの一席目は「阿弥陀池」。
どことなくほんわかしている。
 
二席目は「足上り」。
最近あまり聴かない噺。
九雀さんは、基本的に噺の時代設定をはっきりささない方を好むそうだ。
そんな中でも、この噺は年代が限定して推測されてしまう内容であるとの事。
 
九雀さんの三席目は「親子酒」。
酔っぱらいの表現、手の仕種が良い。
手の在り処の定まらない様子が如何にもといった感じ。
 
肝臓の調子が良くないという染雀さん。
大したことが無ければよいが。