『尼崎落語勉強会』

開場待ちのお部屋

 
『第187回 尼崎落語勉強会』に行く。
 
本日も盛況。
 
まずはそうばさん。
「鉄砲勇助」は猪退治まで。
 
吉の丞さんは「がまの油」。
持ち時間の短さからか、スピーディーな展開。
別の機会に、じっくりと聴いてみたい。
 
しん吉さんは「茶漬間男」。
まくらで、色っぽい小咄を幾つか。
 
米二さんは「田楽喰い」。
最後の前の男、「阪神三連敗でストップ先発下柳六回降板○○○○*1代打逆転監督安心」で十二本の田楽を獲得。
ゴールデンイーグルスとタイガースの交流戦の話題を織り込む。
 
こごろうさんは「阿弥陀池」。
新聞は読まなくても大阪のことなら何でも知っている、の後、西の辻の米屋の件に。
直ぐにこごろうさんは気づき、和光時の話に戻そうとするもグズグズに。
阿弥陀池」はやめて短かい別の噺をしようかと、高座から楽屋の方に持ち時間の残りを尋ねる。
が、気を取り直し「阿弥陀池」をやり遂げる事に決め、和光寺からやり直す。
何度も高座にかけている噺でも、こういう事があるのだなぁ。
次回の『らくご道』ではこの話が出るかも。
 
ひろばさんは「狸の化け寺」。
黒鍬の説明をまくらで何度もふる。
 
宗助さんは「次の御用日」。
宗助さんの丁稚は何度聴いても良い。
 

  • 桂そうば       「鉄砲勇助」
  • 桂吉の丞       「がまの油」
  • 桂しん吉       「茶漬間男」
  • 桂米二        「田楽喰い」
  • 桂こごろう      阿弥陀池
  • 桂ひろば       「狸の化け寺」
  • 桂宗助        「次の御用日」

 
帰りの阪神電車は、甲子園で応援されていたタイガースファンの方々でかなり混んでいた。
 

*1:歓声のため不明