『ハプニング』を観る。

 
昨晩、M・ナイト・シャマラン監督作の『アンブレイカブル』を見て下準備。
 
予告編で、キアヌ・リーブス主演の新作告知が流れる。
ティザーな手法に、一体どんな映画かと思ったら、『地球の静止する日』のリメイク作ではないですか。
キアヌがクラートゥ役か。
気分が盛り上がる。
 
『ハプニング』の撮影はタク・フジモト、シャマラン作品では『シックス・センス』や『サイン』で組んでいる。
タク・フジモトのカメラ・ワークといえば、『フェリスはある朝突然に』や『羊たちの沈黙』で特に印象に残っている。
A・B・A・B・A・Bと交互にカット割りし、AとBそれぞれよりアップになっていくというもの。
『フェリスはある朝突然に』では、美術館で、ジョルジュ・スーラの絵をキャメロン(アラン・ラック)が見つめているシーン。
スーラの絵とアラン・ラックが交互に映し出され、スーラの点描が画面に大写しになる。
羊たちの沈黙』では、メンフィスに移送されたレクター博士クラリスとの対話場面で、その手法がとられている。
 
『ハプニング』にも、アラン・ラックが校長役にて出演している。