『お笑い怪談噺の夕べ』

繁昌亭

 
『お笑い怪談噺の夕べ vol.2 〜本物のユーレイも出るよ!〜』に行く
 
繁昌亭に着いたら、軒先から霧が漂っていた。
新しく取り付けられた装置のようだ。
ミストで涼しく、という心遣い。
暑い最中、炎天下に並ぶのも大変なので大変有り難い。
先月の末頃、繁昌亭に行った際に、そういうものが設置されるとの話を聞いていた。
繁昌亭は、これからも変化し続けていくのだろうか。
 
繁昌亭のロビーにあさ吉さんと雀喜さんが来ておられた。
10月7日の『落語でポン 〜あさ吉・雀喜 ふたり会〜』に関する打ち合わせやなんやらのようだ。
 
春野恵子さんも来場。
御挨拶かなにかか。
近所に色紙を調達しに行かれたようなので、どなたかにサインをお願いされるのだろうか。
 
最初はたまさん。
怪談噺特集と言うことで、客席の照明は暗め。
そういった経緯やらなんやらをたまさんから説明。
演目は「ホスピタル」。
 
染雀さんは「腕喰い」。
染雀さんは現在、水疱瘡に罹っているそう。
 
米左さんは「猫の忠信」。
まくらでの、浄瑠璃につていの話題。
街中で浄瑠璃の笑いをやったら、という件。
登場した名前が長坂さん。
雀喜さんの事かな?
 
南鱗さんは講談「応挙と幽霊の花魁」。
まくらで、名前を誤記された経験談を幾つか。
  
福笑さんの出番。
一階後方の席に、あさ吉さん、雀喜さん、三四郎さんらが見学に。
恵子さんもいらしたかも。
 
新作の怪談。
演目発表の際にはタイトルだけ先に決まったそう。
 
噺の佳境にて、照明がどんどん暗くされていく。
客席後方から幽霊が登場。
幽霊役の染雀さんがお客さんを驚かせて回る。
得物はコンニャク。
幽霊に襲撃されたお客さんには、そのコンニャクがお土産に。
ビニール袋付きでの提供。
 

  • 笑福亭たま        「ホスピタル」
  • 林家染雀         「腕喰い」
  • 桂米左          「猫の忠信」
  • 旭堂南鱗         「応挙と幽霊の花魁」
  • 笑福亭福笑       「真田山慕情」(作:笑福亭福笑)