『第6次雀三郎みなみ亭』

『第6次雀三郎みなみ亭』

 
『第6次雀三郎みなみ亭 〜第3回雀三郎十八番六日間連続〜』六日目に行く。
 
『みなみ亭』、本日は千秋楽。
 
上方ビルの前あたりで、さろめさんにお逢いする。
あやめさんとの待ち合わせのようだ。
かなり早くから待っておられた。
偉いなぁ。
 
雀喜さんは「うなぎ屋」。
うなぎ屋の大将のいい加減さが楽しい。
まくらでのお話。
打ち上げは連日同じ会場。
ゲストは毎回変わるので、評判の唐揚げは必ず注文されるのだが、残りを食べる事になるのは決まって雀喜さんの役だそう。
おとうと弟子の雀五郎さんは、言外に「こっちに回してくれるな」と伝えるので、どうしても雀喜さんが召し上がる事になるそう。
 
雀三郎さんの一席目は「池田の猪買い」。
指の先の件や、「ん〜」の応酬が可笑しい。
 
あやめさんは「私はおじさんにならない」。
噺の中の、おじさん的な話題で政治や野球の時事ネタが極めて新鮮。
お客さんの中の、一部の、おじさん・おばさん世代にかなり共感されている様子の方がおられた。
まくらにて、10月2日の『姉様キングス淫媚テンションナイト』の宣伝を。
特別なゲストが出るらしい。
 
雀三郎さんの二席目は「百年目」。
番頭さんの逡巡する様、素晴らしい。
 
三席目は「替り目」。
夫婦の機微を感じる。
大変良い。
 

  • 桂雀喜        「うなぎ屋」
  • 桂雀三郎      「池田の猪買い」
  • 桂あやめ      「私はおじさんにならない」
  • 桂雀三郎      「百年目」
  • 桂雀三郎      「替り目」