『銀瓶・つく枝 ふたり会』
『また!また!銀瓶・つく枝 ふたり会 〜vol.3〜』に行く。
本日の開演時間は午後5時30分と早め。
補助椅子席も早くから埋まる程の盛況。
最初は瓶成さん。
演目は「いらち俥」。
以前より演出は濃くなっているよう。
威勢の良い車夫が足自慢のため先に町内を一周する際、置いて行かれた客の動作がなんとなく腑に落ちない。
銀瓶さんの一席目は「書割盗人」。
主人公の男と泥棒のつもり合戦の前に、会話がある演出。
つく枝さんの一席目は「植木屋娘」。
一部、台詞の順番がおかしかったりした。
仲入りの後、対談。
銀瓶さんのトレーニングや、つく枝さんのダイエットの話がメインに。
文三襲名に関する話題も。
つく枝さんの二席目は「十徳」。
謗りながらも羊羹を食べる仕種が楽しい。
銀瓶さんの二席目は「帯久」。
和泉屋与兵衛の旦那、順調な頃と没落した後とでは人物像がかなり違う解釈。
銀瓶さんの「帯久」が終わって、一端幕が下りる。
再び幕が上がり、舞台には銀瓶さんとつく枝さんが。
「帯久」はつく枝さんのリクエストであるとの打ち明け話。
来年の『ふたり会』は、襲名後でもあり、銀瓶さんからのリクエストの大ネタを文三(つく枝)さんにやってもらおうか、との事。
- 笑福亭瓶成 「いらち俥」
- 笑福亭銀瓶 「書割盗人」
- 桂つく枝 「植木屋娘」
- 銀瓶 つく枝 対談
- 桂つく枝 「十徳」
- 笑福亭銀瓶 「帯久」