『たまクラブ』

 
『たまクラブ』に行く。
 
比較的直前に連絡が到着する事の多い秘密な会。
 
入場時に、大喜利のお題を記入するための用紙が渡された。
三文字のお題。
三種のお遊びをする予定とのこと。
 
開演となり、たまさん・三幸さん・松五さんの三人が舞台へ。
大喜利、一つめは三文字でのあいうえお作文。
いただいたお題そのものもテーマに織り込む趣旨。
たまさんによる例題は、「たいこ」なら、「叩くと・いい音が・木魂する」というような感じで。
「とうふ」「さんぽ」「いたち」「はかま」などが選ばれる。
二つめは漫才師的な大喜利
「新しい○○が発売された、どこが新しい?」
「コムロ」や「オバマ」など、話題の人名が続けて引き当てられた。
「ロデム」なんかも。これは『バビル二世』の三つのしもべのアレか、野犬ロデムじゃなかろうし。
三つ目は笑点大喜利
オバマさんへのお土産ですか? との問いに面白い回答をする」というもの。
先ほど出たオバマを取り入れての出題。
「キノコ」「湯湯婆」「時計」が問題。
三幸さんが、「湯湯婆」で上手な回答をし、これで終えた方がいい形になるとのたまさんの判断で大喜利はお開き。
 
落語の部、最初は松五さん。
『たまクラブ』とはどんな会なのかと、事前にインターネットで調べた松五さん。
落語会の情報は出ず、たまごクラブ関連のものばかり表示されたそう。
演目は「天狗さし」。
抑えめな感じと、隠語的なオチも楽しい。
 
たまさんの一席目は「近日息子」。
福笑師匠に頼んだところ、もう得意ネタではなくなったので教えられないと、本で覚えたという「近日息子」。
六年ほど前に何度か高座にかけて受けなかったので、暫くやってなかったという。
最近、封印をといて、文我さんの会で演じたそう。
うろ覚えの男を糾弾する男、かなりのテンション。
逆につっこまれたりして。
 
三幸さんは、新作(?)。
丁稚さんにお使い先への道を教える番頭さん。
その番頭さんの教える道の目印がかなりいい加減で。
 
たまさんの二席目は「阿弥陀池」。
最近の芸能界関連のニュースに関する話題をまくらで。
たまさんの癖は、持ちネタになってから長くなるとテンポがはやくなる事だそう。
阿弥陀池」はネタを覚えた最初の頃は23分だったのが、16分ほどになってしまったそう。
なので、ゆっくりめに演じることを気をつけて、最近は18分くらいになっているという。
  

  • たま 三幸 松五       大喜利
  • 笑福亭松五         「天狗さし」
  • 笑福亭たま         「近日息子」
  • 桂三幸            「」
  • 笑福亭たま         阿弥陀池