『船場上方噺の会』

華乃家さん

 
『第九回 船場上方噺の会』に行く。
 
御堂さんへ。
 
ロビーでは物販などもおこなわれていた。この会の恒例。
今回は、橘右佐喜さんはお休みなので寄席文字の実演は無し。
 
最初は生喬さん。
演目は「書割盗人」。
大阪芸術大学美術科卒の経歴に関するお話をまくらにて。
 
喬太郎さんは「松竹梅」。
アニメ『ひみつのアッコちゃん』の第一シリーズにあったエピソードに、豆腐屋の倅のガンモ少年が落語家になりたい小学生で、このネタを繰り返しくっている、という話があった。
「松竹梅」を聴くと思い出す。
 
春團治師匠は「野崎詣り」。
味わい深い。
客席の反応も一入。
 
仲入り。
ロビーではちんどん屋的な扮装の華乃家さんたちの歌と演奏も実演されていた。
 
福笑さんは「千早ふる」。
浪曲の演出が、喬太郎さんの噺の演出とかぶる。
噺のなかでそれに言及された。
 
三枝さんは「誕生日」。
ニューヨーク公演での逸話と、そこでされた噺も一くさり。
 

  • 笑福亭生喬       「書割盗人」
  • 柳家喬太郎       「松竹梅」
  • 桂春團治         「野崎詣り」
  • 笑福亭福笑       「千早ふる」
  • 桂三枝          「誕生日」