『つくしんぼ落語会』

 
『第37回 つくしんぼ落語会』に行く。
 
開場前、4階のロビーで待っていると、銀瓶さんが来られた。
お手伝いかと思っていたが…。
 
開演時間となり、銀瓶さんが舞台に登場。
飛び入りゲストだ。
演目は「手水廻し」。
月末になって経済状況が苦しいので、ならば落語をして稼げばいい、と面白おかしく本日の出演理由をまくらで説明。
 
南青さんが見台と膝隠しを高座に持っていこうとすると、銀瓶さんがそれをひったくるようにして舞台に設置。
 
南青さんが高座に。
なんとなくやりにくそうであった。
演目は「将棋大名」。
 
つく枝さんの一席目は「壺算」。
襲名にまつわり、代々の文三さんのお墓を修繕する事にされたお話をまくらで。
急に出番を要請してきた銀瓶さんの事を軽くくさしていると、楽屋口から私服姿の銀瓶さんが半身を突き出してつく枝さんの高座に絡んで来た。
 
銀瓶さんは当日になって出番に組み込まれたので、番組が一部変更。
都んぼさんは中入り前の出番のはずだったが、中入りの後に。
 
都んぼさんは「あくびの稽古」。
都んぼさんも、銀瓶さんの所業に関してチクリと。
落語家というものは、出番に際して計画を立てて挑むものであるが、一人のわがままでそれが狂って折角の段取りがワヤになってしまう、と。
またまた銀瓶さんが楽屋から姿を現し、都んぼさんに謝るチャチャを。
今回は、何故か上半身裸であった。
さっき、着物から私服に着替えていたのに、何があったのだろうか。
 
つく枝さんの二席目は「高津の富」。
 

  • 笑福亭銀瓶        「手水廻し」
  • 旭堂南青          「将棋大名」
  • 桂つく枝          「壺算」
  • 桂都んぼ          「あくびの稽古」
  • 桂つく枝          「高津の富」