『ミナミ花舞台特別企画』

十合伊兵衛さんの像

 
『第20回 ミナミ花舞台特別企画 〜ミナミ・三人男 その壱〜』に行く。
 
『ミナミ花舞台』が、米團治さんから吉弥さん・歌之助さん・まん我さんの三人さんに代替わりしての第一回目。
 
幕が開くと、下手から、まん我さん・吉弥さん・歌之助さんの三人が高座に。
三人さんでトーク
その直前まで楽屋で話していた話題を引きずりつつ。
演目も順番も定っていないので、この場で決める事に。
何にしようか、何が良いですかねぇ、とか言いつつ。
まん我さんが、「百年目」やりましょか、とギャグで。
三人の中で、吉弥さんが一番目、二番手が歌之助さん、トリをまん我さんがつとめることに。
微妙な突っ込み合い、けなし合いも仲が良い証しか。
 
最初は佐ん吉さん。
言葉のコミュニケーションに関する話をまくらに。
 
吉弥さんは「親子酒」。
酔っぱらいの、うどん屋との掛け合いが楽しい。
 
歌之助さんは「崇徳院」。
表情の変化が可笑しさを誘う。
 
仲入りの後、まん我さん。
「佐々木裁き」「桜の宮」「野ざらし」の三本の候補をあげ、お客さんからの拍手にて本日の演目を決めることに。
三つの演題の後に、「(まん我は)もうやらなくていい、という人」との質問も。
おちゃらけたお客さんが拍手。
結局、一番拍手の多かった「桜の宮」をやることに。
演目が決まって、高座返し役の二乗さんを呼び、見台と膝隠しを持ってきて貰う。
短く、二乗さんとコミュニケーション。
二乗さんが「僕もやらなくていいで拍手しました」との発言。
楽しいノリ。
 
まん我さんの高座が終わって、吉弥さんと歌之助さんも舞台に。
高座上でプチ反省会。
 

  • 吉弥 歌之助 まん我      トーク
  • 桂佐ん吉             「手水廻し」
  • 桂吉弥              「親子酒」
  • 桂歌之助             崇徳院
  • 桂まん我             「桜の宮」
  • 吉弥 歌之助 まん我      トーク

 
次回は7月13日の予定。
一般発売は5月10日からだが、会場にて先行予約が受け付けられた。
座席指定だが、先行予約分は、どこの席になるかは先方次第な感じだ。