『育っちゃったらくご！』
『育っちゃったらくご！』に行く。
本日は繁昌亭へ。
お話を伺うと、前売り券がそれほど売れていないとの事。
最初はたまさん。
演目は「寄合酒」。
"味噌"を手に入れる件は下ネタ色が強い感じ。
鯛の場面では、噛んでしまったのは残念。
遊方さんは「迷走配達人」。
まくらでの、下ネタに会場がかなり引いてしまい、遊方さんのテンションが下がった様子。
本編の中に、「寄合酒」の一部を取り込む。
あやめさんは「はてなの茶碗」。
文枝師匠が趣味で作られた茶碗に、米朝師匠が箱書きをされたのだそう。
箱には「はてな」と書かれていて、正にはてなの茶碗となった。
6月の28日に、繁昌亭の朝席にて、茶碗のお披露目とお茶をふるまう会が開かれる。
その会で、楽茶会のメンバーの誰かが「はてなの茶碗」を演じるだろうから、あやめさんが演じることになってもいいように、練習として本日舞台でかけるのだそう。
あやめさんの落語「はてなの茶碗」は、お天子さまの場面が詳しく描かれている。
南湖さんは「真田幸村(真田の入城)」。
まくらで、落語「くっしゃみ講釈」の、時代考証や人物の名前の間違いを説き明かす。
実際に、唐辛子を火鉢でくすべたらどうなるかも話された。
因みに、生喬さんの「くっしゃみ講釈」は、南湖さんによる考証済み。
三風さんは「モレパシー」。
『サトラレ』っぽい感じ。
三金さんは「温泉旅館 望洋楼一泊？｣。
三枝さんの作品。
最後に、次回の『できちゃったらくご』のご招待の抽選有り。
アンケート用紙による抽選であったが、たまさんがアンケートの内容を読み上げようとすると、遊方さんがしきりに止めさせようとする。
遊方さんは、今回の高座の出来を未だに気に病んでいる様子であった。
