『TORII寄席 特別企画』

『TORII寄席 特別企画』

 
『TORII寄席 特別企画 初日〜桂米朝一門会〜』に行く。
 
トリイホールでのゴールデンウィークの特別企画。
五日間の初日。
 
最初に鳥居社長のご挨拶。
『浪花三座会』の時とほぼ同じ感じ。
 
前座役は雀五郎さん。
演目は「みかん屋」。
 
お次は米團治さん。
演目は「天狗裁き」。
細部の言葉遣いが気にならないでもない。
 
朝太郎さんは手品。
コミカルなマジック。
 
よね吉さんは「七段目」。
定吉の描写が良い。
なんとなく急いでいるような風。
 
ここで仲入り。
照明が落とされた舞台に、雀五郎さんが長煙管や脇差し、風呂敷に包まれた独楽一式を置く。
米八さんの出番の準備か。
 
仲入りの間に、ホールの下手後部にマスコミの方々が入って来られた。
米朝師匠の退院後初めての生の舞台の取材だろう。
 
仲入り時間の終わる直前、雀五郎さんが名ビラをめくると、そこには「桂米朝」の文字が。
ホールの入り口から、米朝師匠と米團治さんが入場、舞台の前方に移動。
拍手に包まれる。
お二人は立ったままにてトーク
入院の間のお話や、トリイホールの前身の旅館「上方」の話題など。
 
米朝師匠の出番が終わるとマスコミの方々は劇場内より撤収。
 
米八さんの曲独楽。
お見事。
 
米左さんは「らくだ」。
漬け物桶を担いで出かける件まで。
 
最後に抽選会。
進行は、鳥居社長と雀五郎さんにて執り行われる。
賞品の解説を鳥居社長がせれ、雀五郎さんが抽選箱より番号を引く。
今回の目玉は米朝師匠のサイン色紙。