『天満の銀座』
『天満の銀座 〜7丁目〜』に行く。
繁昌亭へ。
雀太さんから。
松屋町ネタのまくら。
演目は「天狗さし」。
花丸さんは「近日息子」。
微妙に残念な出来。
悔やみの文句や、仕込み忘れなど。
銀瓶さんの一席目は「書割盗人」。
ざこばさんにドッキリを仕掛けられた話をまくらで。
その日の演目が「書割盗人」だった銀瓶さん、福車さんのアイデアで噺の最後に倒れたままという演出を採用。
舞台を終えた銀瓶さん、その銀瓶さんの出番の間に楽屋には三枝さんやざこばさんらが来られていた。
今の演出はなんや、とざこばさんに言われた銀瓶さん。
考えたのはお前かとざこばさんに銀瓶さんは詰問されるが、その間、福車さんは黙ったまま。
センスのあわない者には、自分が教えたネタは演じて欲しくないとざこばさんが切れる。
そして・・・。
結局、その騒動はざこばさんの仕込みで、なんやとなった楽屋は笑いにつつまれた、というお話。
「書割盗人」は例の演出でしめた。
仲入りの後、おしどり。
お客さんのリクエストで針金細工をしたり。
客さんからのお題には、銀瓶さんの顔も。
銀瓶さんの二席目は「蔵丁稚」。
丁稚の道草の理由を問い詰める旦那さん、定吉への応対が手練手管の豊富さを伺わせる。
会がはねて、おしどりのお二人とともに銀瓶さんが繁昌亭の外でお見送り。
- 桂雀太 「天狗さし」
- 林家花丸 「近日息子」
- 笑福亭銀瓶 「書割盗人」
- おしどり 「音曲漫才」
- 笑福亭銀瓶 「蔵丁稚」