『動楽亭昼席』

『動楽亭昼席』

 
『動楽亭昼席 〜7月席〜』に行く。
 
動楽亭の昼席にお邪魔する。
天気の所為か、それほどお客さんは多くない。
 
二番が会場に鳴り響く。
米左さんとしん吉さんがおられるので、音が格段に違う。
 
最初はちょうばさん。
演目は「明石飛脚」。
終わりそうで終わらない、という構成が結構受けていた。
まくらで、内弟子修業時代の、このあたりの思い出話を。
夜中にたたき起こされたちょうばさん、訪問者の要求は、ざこばさんの敷地内に落とした、鍵と謎のビニール袋の回収。
怖いお話。
 
しん吉さんは「桃太郎」。
幼稚園で落語を披露したお話をまくらで。
 
吉弥さんは「親子酒」。
噺の中で、父親が、鍵やらビニール袋やらぶっそうやから戸を閉めといて、とのアドリブ。
 
雀三郎さんは「遊山船」。
小っこい喜六のキャラクターが楽しい。
 
米左さんは「応挙の幽霊」。
比較的短めに。
 
千朝さんは「まめだ」。
千朝さんの人情噺は心にしみいる。
 
今日は、取材の方が来られていた。
写真の撮影もされていたようだ。
 

  • 桂ちょうば      「明石飛脚」
  • 桂しん吉       「桃太郎」
  • 桂吉弥        「親子酒」
  • 桂雀三郎       「遊山船」
  • 桂米左        「応挙の幽霊」
  • 桂千朝        「まめだ」