『桂米二つるはし一夜の宿の会』

『桂米二つるはし一夜の宿の会』

 
『第10回 桂米二つるはし一夜の宿の会』に行く。
 
雀のおやどへ。
 
最初は米市さん。
米市さん、今日が四度目の高座だそう。
「東の旅 発端」は前振り無しで直接、噺から。
唄の部分が少しばかり危なっかしい。
喜六が、茶碗一式を拝借してきたところまで。
 
米二さんの一席目。
演目は「動物園」。
通常の、米二さんの落語会では滅多にかけないネタ。
逆に、学校落語などではよく演じるという。
高座に登場した、米二さん。
米市さんが「東の旅 発端」をあんなところで切るとは思わなんだ、まだ、髪のセットが出来ていなかったと。
 
お次は二乗さん。
演目は「短命」。
以前より、照れが少なくなっている分聞きやすい。
二乗さんは、三番目の出番になるのは珍しいとの事。
師匠の出番と出番の間で、師匠の着替えがすむまでの間おつきあい願います、というのを言ってみたかったのだとか。
「動物園」があんなに早く終わるとは思わなかった、まだ、髪のセットが出来ていなかった、と師匠の台詞を重ねる。
内心はびくびくものだそうだが。
 
米二さんは「二十四考」。
高座にかけるのは、まだ二度目だそう。
出てくる名前がややこしいので、やや自身がないのだそう。
案の定(?)、途中、名前が一瞬出てこない場面も。
 
10月5日の繁昌亭での『第7回 京の噺家桂米二でございます』、問い合わせが結構来ているそう。
どうも、吉弥さんがゲストだかららしい。
 
会が終わって、お菓子のプレゼント。
私にも当たった。
ポン菓子とこつぶっこを頂いた。
 

  • 桂米市     「東の旅 発端」
  • 桂米二     「動物園」
  • 桂二乗     「短命」
  • 桂米二     「二十四考」