『新進落語家競演会』

 
『第47回 なにわ芸術祭新人賞選出 新進落語家競演会』に行く。
 
ワッハホールへ。
 
最初に司会役の米平さんが舞台へ。
出演者の面々を呼び込む。
上手より、壱之輔さん・吉坊さん・三ノ助さん・雀五郎さん・笑助さん・風喬さん・笑丸さん・染太さんの順に並ぶ。
出番を決める。
今回のお手伝い・高座番の、笑福亭喬介さんが抽選用のボールと箱を持って舞台に。
一つだけある赤玉を引いた人が一番手となる。
両端の、壱之輔さんと染太さんがジャンケンをして、どちら側の端から引き始めるかを決める。
染太さんから引き始める事に。
四番目に引いた、笑助さんが赤玉。トップバッターに。
 
出演の噺家の方々が引っ込み、審査員の御歴歴が登場。
ワッハ上方館長の伊東雄三氏、産経新聞文化部の金森三夫氏、関西テレビプロデューサーの水戸徹氏、演劇評論家河内厚郎氏。
皆さんからご挨拶。
 
いよいよ落語の部。
 
米平さんが笑助さんを呼び込んだのだけれど、"林家"笑助と紹介してしまった。
 
笑助さんは「宗論」。
微妙にぎこちない部分が解消されれば、もっと聞きやすいのだけれど。
 
吉坊さんは「稲荷俥」。
順番的にもったいない感じ。
 
染太さんは「手水廻し」。
明るい高座。
 
壱之輔さんは「ぜんざい公社」。
 
雀五郎さんは「初天神」。
四角い提灯や飴を省いて、いかのぼりまで。
 
風喬さんは「大安売り」。
上手い。
 
三ノ助さんは「第九」
自身の新作。
 
笑丸さんは「湯屋番」。
登場人物が皆、ハイテンション。
 
最後に出演者全員からの感想や、審査員の方々の講評も。
 

  • 笑福亭笑助          「宗論」
  • 桂吉坊             「稲荷俥」
  • 林家染太            「手水廻し」
  • 桂壱之輔            「ぜんざい公社」
  • 桂雀五郎            初天神
  • 笑福亭風喬          「大安売り」
  • 桂三ノ助            「第九」(作:桂三ノ助)
  • 林家笑丸            湯屋番」