『出没!ラクゴリラ』
『第84回 出没!ラクゴリラ』に行く。
レッスンルームへ。
本日のお客さんは、普段の『ラクゴリラ』より少な目。
『桂米朝落語研究会』と『朝日東西名人会』の影響だろうか。
最初は笑子さん。
演目は「狸の賽」。
天神さんでないオチ。
こごろうさんは「くやみ」。
くやみに来たのにもかかわらず、ノロケを言う男の件が楽しい。
花丸さんは「初音の鼓」。
胡散臭い骨董の数々が可笑しい。
文三さんは「京の茶漬」。
まくらでは、文三さんの趣味のお話を。
プロレスがお好きな文三さん、チャンピオンベルトが欲しいのだとか。
生喬さんは「笠碁」。
NHKで収録したときは、時間の制約があったので二十分ほどにまとめたそう。
今回は少し長目に。
オチも違っていた。
NHKの楽屋で、米朝事務所の某マネージャーさんが、四月に開催される『上方落語まつりinミナミ』の出来上がったばかりのチラシを生喬さんにも持ってこられたのだそう。
しかし、生喬さんは『上方落語まつり』にはお呼びがなかった。
『上方落語まつり』は、米朝事務所と吉本興業が中心になって催されている。
松竹も参加している。
基本、芸歴十二年以上の噺家さんは、全員出て貰う事になっていたよう。
どうも、松竹側のアクションが充分でなかったようで。
他に、笑福亭福笑さんやたまさんらのフリーの方にも話が行っていなかったらしい。
で、『上方落語まつり』の始まる日あたりに、生喬さんとたまさんで落語会をする企画が持ち上がったとか。
- 笑福亭笑子 「狸の賽」
- 桂こごろう 「くやみ」
- 林家花丸 「初音の鼓」
- 桂文三 「京の茶漬」
- 笑福亭生喬 「笠碁」