『動楽亭昼席 〜5月席〜』

『動楽亭昼席 〜5月席〜』

 
『動楽亭昼席 〜5月席〜』に行く。
 
動楽亭へ。
大盛況。
 
最初はそうばさんから。
演目は「時うどん」。
うどん屋の客は一人の型。
 
雀五郎さんは「七度狐」。
現在、桜ノ宮に住んでいる雀五郎さん。
家賃が妙に安いことに不安を感じるという話をまくらで。
 
お次は吉弥さん。
演目は「ちりとてちん」。
昨日と今日、動楽亭が大賑わいなのは誰のお陰なのか、という話題が楽屋にてされていたとの事。
Y團治さんの出番は昨日だけなので、Y團治さんの功績ではないだろうというのが、席亭のお言葉だったそう。
そういう会話には加わりにくいと吉弥さん。
 
ざこばさんは「子は鎹」。
話の前に、"鎹"の実物をお客さんに提示。
かなり噺に入り込んでいる様子であった。
 
仲入りの後、九雀さん。
演目は「どろぶん」。
満席の要因は自分では無いだろうと九雀さん。
動楽亭の昼席のもっとも少なかった日を経験したからという。
動員力を持っていればそんな記録はでなかった筈、とまくらで。
 
雀々さんは「代書」。
まくらでは、雀々さんが上方落語協会員でないことをネタにギャグ。
昨日の雀のおやどでの『雀のおやど2010ゴールデン落語会』でも仰っていたくすぐり。
昨日は、同じく協会員でないこごろうさんが「壺算」をされたことも織り込んでいた。
今日はこごろうさんにまつわる部分が無いが、それでも結構受けていた。
 
二時間四十五分ほどの長い落語会であった。
 

  • 桂そうば          「時うどん」
  • 桂雀五郎          「七度狐」
  • 桂吉弥           ちりとてちん
  • 桂ざこば          「子は鎹」
  • 桂九雀           「どろぶん」
  • 桂雀々           「代書」