『きふね寄席』

『きふね寄席』

 
『第37回 きふね寄席』に行く。
 
尼崎の貴布禰神社へ。
会場に敷かれた座布団は、前回より多めに用意されているよう。
 
開演時間のだいぶ前、会場後方用のPA装置のテストか行われた。
高座に私服姿の松五さんが上がり、「兵庫船」の一節を実演。
スタッフがスピーカーの調子を確認。
上手く音が出ていなかったので、もう一度テスト。
今度は「寄合酒」の一部分を演じる。
無事、音声が発されたようで、試みは終了。
 
開演。
松五さんは「うなぎ屋」。
元々素人のうなぎ屋をからかいに来た二人だが、途中でうなぎ屋の親父に趣向をばらす型。
 
文鹿さんは「持参金」。
噺の中で、"持参金"を"支度金"と言い換えて演じる。
理由は、ここでは内緒。
 
九雀さんは「千両みかん」。
野菜や果物の季節感のお話をまくらで。
 
三喬さんは「転宅」。
三喬さんの泥棒ネタはやはり良い。
 
八方さんは「算段の平兵衛」。
八方さんの色がよく出ている。
 

  • 笑福亭松五         「うなぎ屋」
  • 桂文鹿            「持参金」
  • 桂九雀            「千両みかん」
  • 笑福亭三喬         「転宅」
  • 月亭八方           「算段の平兵衛」