『アゼリア呉服座寄席 〜三喬・染二 ふたり会〜』

『アゼリア呉服座寄席 〜三喬・染二 ふ

 
『アゼリア呉服座寄席 〜三喬・染二 ふたり会〜』に行く。
 
和歌山を経由せずに池田へ。
 
染二さんの一席目は「いらち俥」。
一人目の人力車夫はかなりの高齢な設定。
噺は、(一回目の)電車とすれ違う件まで。
 
染二さんの高座が終わって、喬介さんが見台と膝隠しを舞台へ運ぶ。
その様子に、小規模だが拍手が起きた。
愛されているなぁ。
 
三喬さんの出番。
万雷の拍手を受けての第一声は「楽屋番より拍手が多くて良かった」と。
先ほどの喬介さんへの反応を受け手の一言。
演目は「首の仕替え」。
時事ネタも織り込んでの一席。
 
染二さんの二席目は「井戸の茶碗」。
紙屑屋さんの気性がまっすぐである故に、あえて古道具に手を出さないという人物に。
 
三喬さんの二席目は「次の御用日」。
奇声の連続が楽しい。
演じている三喬さんも楽しげ。